『ヤマハ発動機ジュビロ公認ファンサイト トラジュビ』休止のご案内
2003年トップリーグスタートと同時に始まった私設応援団の一つとして活動しながら、当時インターネット上に少なかった"ラグビー初心者でも楽しめるラグビー応援サイト"を実現するために、有志メンバーによって2004年7月1日トラジュビが開設されました。
ネットを通して、そして各地の試合会場で、たくさんのヤマハジュビロのファンの皆様やラグビーファンの皆様、選手・関係者の皆様と交流させていただくとともに、多くの方々のご協力をいただきながらラグビー応援の楽しさを伝えることができました。
チーム公式発表などにもありますように、この8月末日をもって私設応援団の活動が終了され公式ファンクラブによる新たなファンサービスが始まることになりました。
これを受け、トラジュビもこれまでの7年間の歴史に区切りをつけ、サイトを休止することといたします。
これまで運営にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
これからもファンや地域が一丸となっていつもチームの背中を力強く押し続けられるよう、新しいファンクラブのもと熱い声援を送り続けていきましょう。
2011年8月28日
トラジュビ編集長 和田喜充
トラジュビ編集長 和田喜充
2008年02月01日
東芝戦を前に村田亙選手インタビュー
1月31日(木)の練習後、多くの県内メディア陣を前に、今シーズンのヤマハスタジアム最終戦、東芝ブレイブルーパス戦に臨む村田選手が意気込みを語ってくれました。その様子です。
――東芝戦へ向けた今週の練習が終わりました
村田選手
「今週の練習は、金曜のキャプテンズラン(※1)で終了ですが、ここまでは普段通りの調子で終われました。この1週間だけではなく、これまでも出場できる準備を、常にしてきました。土曜が試合で、しかもリザーブに入っている。チームの勝利に貢献したいし、出番があればホーム最終戦、集大成、という意味でもしっかりとしたプレーを見せたいと思います。そうですね、出場機会は一番大事な時間帯になってくるだろうと。その場面で、いかにチームを乗せられるかというのは、ハーフ団のコントロールにかかってくるはずです。スピーディーに、トライをアシストするようなプレーを心がけたい、それには、自分の仕事、スクラムハーフの仕事を全うするだけです。まあ、古巣の東芝ということで逆に、力が入りそうですが、そこは自分でコントロールしないと、ですね」
――対戦する東芝のメンバーには、親交の深い選手も名前を連ねています
村田選手
「90年代、共にV3を経験したメンバーもいます。中でも、リザーブの松田(※2)は、ジャパンから一緒でした。彼があれだけ頑張っている姿を見ることは、僕も本当に嬉しいこと。伊藤護や、立川は、ちょうど僕が東芝を離れる時に、新人で入ってきた選手。フレッシュだった彼らが、今の強い東芝を繋いできたと思っています。実は、さっき、冨岡鉄平からメールがきたんですよ。『ガチンコ戦い、痛い試合をやりましょう』と。あの強い東芝とやれる、これは、本当に選手冥利に尽きます。土曜は、激しい試合になるはずです」
――引退を発表してから、周りの反応は
村田選手
「予想していた以上に反響が大きかったですね。誰にも言ってなかったし、ほとんどの方が知らなかったと思います。いることが当たり前のように、1年が過ぎていましたからね。多くの人からメールや電話、ホームページにもたくさんのメッセージをいただきました。その声を聞きながら、僕がこれまでやってきたことは、間違いじゃないと、改めて感じました。練習、試合、どんな時でも、最後までベストを尽くす、やれるうちは100%出して全力でやってきたという自信があります。だから、たとえ引退したとしても、その後の人生に全力で向かう僕が見えています」
――東芝戦は、矢富選手が先発です
村田選手
「矢富は、昨秋のワールドカップで負傷し、ここまで上がってきた選手。ヤマハだけではなく、日本を代表するスクラムハーフとして、これから先、世界へ挑戦して欲しいひとり。そして、東芝戦まで、ヤマハの9番を支えてきた佐藤は4年目で、僕とずっと一緒にやってきて、個人的には今年一番伸びた選手だと思います。矢富の入団に、佐藤、そして岡は、かなり気合いが入っていたし、僕はそれを見ていて本当に嬉しかった。矢富効果や、僕がここまでやってきたという、村田効果もあり、お互いのレベルが拮抗し、監督は今年、誰をスクラムハーフで使おうか、悩んだのではないかと思います。そう悩ませるぐらい、ヤマハのスクラムハーフ陣は、成長してくれました。その中で、僕の選択としては、ちょっと遅くなりましたが、後継者に道を譲ると。他のチームへ行けば、まだまだ出来る自信はありますが、僕が引退の決意をせざるを得ないほど、ヤマハのレベルが高かったということ。今度は、彼らに頑張って欲しい、そういう想いが詰まっています。決して、限界を感じたからではありません」
――40歳を前に決断したことについては
村田選手
「正直言えば、ヤマハへ来た時から、1年、1年が勝負だと思っていました。まず初めは契約交渉を3年と決めていましたが、そうやって更新を続けていくうちに、出来てしまう自分と、まだまだ必要とされる自分がいることに気がつきました。ここ数年は、本当に毎年が勝負という気持ちで、それを重ねていくうち、結果的に40歳になったということです」
――親交の深い、ジュビロ磐田の中山選手から言葉はありましたか
村田選手
「ゴンには、発表する1日前に「明日、先に引退させてもらうわ」とメールしました。彼からは、普段すぐに返事がくるのですが、その時だけは3~4時間音沙汰無しで。彼なりに考えているんだろうなと思いました。夕方になって来た返事は、『いろいろ考えてのことだろうけど、まだまだお互い頑張ろう』と」
――今年の村田選手の様子は
村田選手
「体力面は、確かに全盛期より落ちているかもしれませんが、僕の全盛期といえば、とてつもなく走れる選手でしたから。今がちょうどみんなと平均ぐらいかな。とはいえ、そこはゲームコントロールで十分カバーできます。気持ちの部分で言えば、東芝はほとんど1本目で出ていましたが、ジャパンではBチームをずっと経験したし、ヤマハでもここ2年はBチームでした。でも、Bチームの中で日々勉強させてもらったと感じる部分はたくさんあり、そこで精神的にも強くなったと思います。体力面、メンタル面の二つはクリアできていますが、ここ2シーズン、負傷の部位や頻度がだんだんと大きくなってきました。正直、休まなきゃいけないという部分もあり、実際にドクターからも休めという指示がありました。今は、万全の調子ですから大丈夫ですよ」
――この先、村田選手の未来予想図は
村田選手
「今は、土曜の東芝戦に全力を尽くすだけです」
――ホーム、ヤマハスタジアムで声援を送るファンにメッセージをお願いします
村田選手
「ホームゲームは、今年最後。熱い戦いになることは間違いありません。まずは、グラウンドで戦う選手へ熱い声援を、そして僕が出た時には、さらに大きな声援をお願いしたいし、待っています。東芝戦は、ホームが今年最後の試合。僕のラストゲームではありませんから」
村田選手
「今週の練習は、金曜のキャプテンズラン(※1)で終了ですが、ここまでは普段通りの調子で終われました。この1週間だけではなく、これまでも出場できる準備を、常にしてきました。土曜が試合で、しかもリザーブに入っている。チームの勝利に貢献したいし、出番があればホーム最終戦、集大成、という意味でもしっかりとしたプレーを見せたいと思います。そうですね、出場機会は一番大事な時間帯になってくるだろうと。その場面で、いかにチームを乗せられるかというのは、ハーフ団のコントロールにかかってくるはずです。スピーディーに、トライをアシストするようなプレーを心がけたい、それには、自分の仕事、スクラムハーフの仕事を全うするだけです。まあ、古巣の東芝ということで逆に、力が入りそうですが、そこは自分でコントロールしないと、ですね」
――対戦する東芝のメンバーには、親交の深い選手も名前を連ねています
村田選手
「90年代、共にV3を経験したメンバーもいます。中でも、リザーブの松田(※2)は、ジャパンから一緒でした。彼があれだけ頑張っている姿を見ることは、僕も本当に嬉しいこと。伊藤護や、立川は、ちょうど僕が東芝を離れる時に、新人で入ってきた選手。フレッシュだった彼らが、今の強い東芝を繋いできたと思っています。実は、さっき、冨岡鉄平からメールがきたんですよ。『ガチンコ戦い、痛い試合をやりましょう』と。あの強い東芝とやれる、これは、本当に選手冥利に尽きます。土曜は、激しい試合になるはずです」
――引退を発表してから、周りの反応は
村田選手
「予想していた以上に反響が大きかったですね。誰にも言ってなかったし、ほとんどの方が知らなかったと思います。いることが当たり前のように、1年が過ぎていましたからね。多くの人からメールや電話、ホームページにもたくさんのメッセージをいただきました。その声を聞きながら、僕がこれまでやってきたことは、間違いじゃないと、改めて感じました。練習、試合、どんな時でも、最後までベストを尽くす、やれるうちは100%出して全力でやってきたという自信があります。だから、たとえ引退したとしても、その後の人生に全力で向かう僕が見えています」
――東芝戦は、矢富選手が先発です
村田選手
「矢富は、昨秋のワールドカップで負傷し、ここまで上がってきた選手。ヤマハだけではなく、日本を代表するスクラムハーフとして、これから先、世界へ挑戦して欲しいひとり。そして、東芝戦まで、ヤマハの9番を支えてきた佐藤は4年目で、僕とずっと一緒にやってきて、個人的には今年一番伸びた選手だと思います。矢富の入団に、佐藤、そして岡は、かなり気合いが入っていたし、僕はそれを見ていて本当に嬉しかった。矢富効果や、僕がここまでやってきたという、村田効果もあり、お互いのレベルが拮抗し、監督は今年、誰をスクラムハーフで使おうか、悩んだのではないかと思います。そう悩ませるぐらい、ヤマハのスクラムハーフ陣は、成長してくれました。その中で、僕の選択としては、ちょっと遅くなりましたが、後継者に道を譲ると。他のチームへ行けば、まだまだ出来る自信はありますが、僕が引退の決意をせざるを得ないほど、ヤマハのレベルが高かったということ。今度は、彼らに頑張って欲しい、そういう想いが詰まっています。決して、限界を感じたからではありません」
――40歳を前に決断したことについては
村田選手
「正直言えば、ヤマハへ来た時から、1年、1年が勝負だと思っていました。まず初めは契約交渉を3年と決めていましたが、そうやって更新を続けていくうちに、出来てしまう自分と、まだまだ必要とされる自分がいることに気がつきました。ここ数年は、本当に毎年が勝負という気持ちで、それを重ねていくうち、結果的に40歳になったということです」
――親交の深い、ジュビロ磐田の中山選手から言葉はありましたか
村田選手
「ゴンには、発表する1日前に「明日、先に引退させてもらうわ」とメールしました。彼からは、普段すぐに返事がくるのですが、その時だけは3~4時間音沙汰無しで。彼なりに考えているんだろうなと思いました。夕方になって来た返事は、『いろいろ考えてのことだろうけど、まだまだお互い頑張ろう』と」
――今年の村田選手の様子は
村田選手
「体力面は、確かに全盛期より落ちているかもしれませんが、僕の全盛期といえば、とてつもなく走れる選手でしたから。今がちょうどみんなと平均ぐらいかな。とはいえ、そこはゲームコントロールで十分カバーできます。気持ちの部分で言えば、東芝はほとんど1本目で出ていましたが、ジャパンではBチームをずっと経験したし、ヤマハでもここ2年はBチームでした。でも、Bチームの中で日々勉強させてもらったと感じる部分はたくさんあり、そこで精神的にも強くなったと思います。体力面、メンタル面の二つはクリアできていますが、ここ2シーズン、負傷の部位や頻度がだんだんと大きくなってきました。正直、休まなきゃいけないという部分もあり、実際にドクターからも休めという指示がありました。今は、万全の調子ですから大丈夫ですよ」
――この先、村田選手の未来予想図は
村田選手
「今は、土曜の東芝戦に全力を尽くすだけです」
――ホーム、ヤマハスタジアムで声援を送るファンにメッセージをお願いします
村田選手
「ホームゲームは、今年最後。熱い戦いになることは間違いありません。まずは、グラウンドで戦う選手へ熱い声援を、そして僕が出た時には、さらに大きな声援をお願いしたいし、待っています。東芝戦は、ホームが今年最後の試合。僕のラストゲームではありませんから」
Posted by トラジュビ編集部 at 23:40│Comments(0)
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